cawaii ジャーナル/etc/True Ring/お知らせ

2014.01.07

2014年のはじまりに

 本村ラウンジにて
 

 

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、カワイイファクトリー、トゥルーリングをご愛顧くださいまして誠にありがとうございました。

昨年の記憶に残る出来事を振り返ってみますと、なんとまあ、色とりどりの仕事に関わることができたのだろうという感慨と感謝の気持ちでいっぱいになります。

ざっと列挙してみます。

春――現代絵画の世界で根強いファンをもつ画家で、色彩のマジックとでもいいたくなる風景画を描く津上みゆきさんの作品集出版のお手伝いをさせていただきました。

夏――21_21 DESIGN SIGHTで開催された企画展「藤原大ディレクション Color-Hunting 色からはじめるデザイン」の企画協力として、藤原大さんが打ち出す奇抜なアイデアの数々を必死で打ち返しながら、展覧会の構成全体に関わらせていただきました。

同時に、関連書籍として『Color-Hunting 色からはじめるデザイン』をトゥルーリングより刊行することができたのも、私たちの歓びでした。

また、三宅一生さんが企画した一夜かぎりの催し「青森大学男子新体操部」のパンフレット制作や取材も、真夏の夜の夢のような出来事として忘れられません。

秋――小学館の90周年記念企画、『日本美術全集 激動期の美術』刊行。監修を山下裕二さんが担当したこの大型本は、足かけ3年かけて完成しました。編集として参加しましたがその道のプロによる斬新な切り口で、未知なる画家や作品のオンパレードにこの時代の美術がいかにすさまじいものであったかを思い知らされました。

冬――スープストックトーキョーで知られる元商社マン実業家、遠山正道さんのビジネス書『やりたいことをやるというビジネスモデル―PASS THE BATTONの軌跡』弘文堂より刊行。編集協力として関わりました。ユニークないでたちと発想で有名な起業家は、ビジネスがあとまわしになりがちな我々のよき教師のような存在でした。仕事というよりも勉強させてもらった一冊でした。

印象に残った仕事は、印象に残る人々と共に記憶されます。

アーティスト、ギャラリスト、ビジネスマン、カメラマン、キュレーター、サラリーマン、職人、建築家、デザイナー、編集者、ミュージシャン――素晴らしい人びとと充実した仕事ができたことに感謝します。

そして今年、カワイイファクトリーとトゥルーリングは組織の見直しを図り、新しいスタートを切ります。我々のミッション(理念)である「知と共に優雅に生きる」の実現のためにさまざまなプロジェクトを計画しています。

編集プロダクションだとか、広告代理店だとか、そういった従来の枠にとらわれない、小さなチームで大きな仕事をなしとげる、個々の人びとのためのまだ名前もない新しい企業体を目指します。

これからも、みなさまが「知と共に優雅に生きる」ためのお手伝いをするユニット、カワイイファクトリー(+トゥルーリング)をどうぞごひいきにお願い申し上げます。

 

2014年1月
カワイイファクトリー/トゥルーリング 
原田 環
中山真理