etc

2014.06.07

さくらい いくこ 1957〜1967 画家にならなかった少女の絵画展

 

桜井郁子さんはかつてフジテレビ「ウゴウゴルーガ」や「カノッサの屈辱」を手がけた名プロデューサー。頭の回転の速さと飽くなき知的好奇心、抜群のファッションセンス、料理の腕と飲みっぷりの良さなどなど、フジテレビ内に彼女を知らない者はないと言われる存在でした。

カワイイファクトリーは、桜井さんがこの春に還暦を迎え、フジテレビを定年退職される記念にと作られた画集の編集をしました。ご実家の蔵から見つかった、子供時代に描いた絵から23作品を選び、当時のスナップ写真なども加えて構成した1冊です。

桜井さんの絵は、画面いっぱいに対象を描く迷いのない、思い切った構図と色遣い、それだけに満足せず細部まで描ききる繊細な観察眼…といったものが交錯する、見応えのあるものです。子供にしか描けない絵だけれど、子供なら誰しも描ける絵じゃありません。

おそるべき才能の持ち主だった桜井さんですが、学校での美術教育が進むにつれ、「大人」に受ける絵を描いているだけになってしまったこと、かつての自分の絵を超えられないと気づき、13歳で筆を折ったのです。

画集の完成にあわせ、桜井さんの最初で最後の絵画展を企画しました。

もともと自費出版として企画された画集ですが、かなり面白く仕上がりました。多くの方に見ていただきたくなり、トゥルーリングで販売をさせていただくことになりました。初日には会場に並びます。

 

さくらいいくこ 1957- 1967 画家にならなかった少女の絵画展

会期:2014年6月16日(月)〜21日(土) 13時〜20時

会場:森岡書店 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第二井上ビル305号

企画:カワイイファクトリー・森岡書店