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2011.08.24

トゥルーリング近刊『FUKUSHIMA』

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カワイイファクトリーの出版レーベル、トゥルーリングより近刊のお知らせです。
広告写真の世界で活躍する写真家、市川勝弘のプライベートワークをまとめました。
 
被写体は農家を営む妻の実家の日々。
 
米をつくり、牛の世話をし、畑の野菜を育てる。
夏の花火遊び。たわわに実る庭の柚子。正月のどんと焼き。

写真家・市川勝弘が、妻の実家に帰省するたびにカメラに収めた暮らしの風景は、日本の平凡な風景、平凡な日常そのものです。

巡る季節と命の移ろい。

2011年3月11日の震災を機にすべては一変しました。
この家は福島第一原子力発電所の周囲20キロ圏内にあるため、一家は家を離れざるを得なくなったのです。
この町に戻ること、この家に帰ることは、今のところ誰にもできません。
いつ帰れるのかもわかりません。

この本に、日本の、福島の、失われた風景を収めました。
 
 
市川勝弘写真集『FUKUSHIMA —福島県双葉郡楢葉町 1998−2006ー
著  者:市川勝弘
造本設計:永井裕明
印刷製本:福島県郡山市 坂本印刷所
A4変型 カラー 96ページ 英・日バイリンガル
2011年発売予定